前回の記事では、主にV2Hでの停電対策や我が家での導入計画について触れました。今回は、そのV2Hの心臓部となるEVの選定プロセスを公開します!
サクラ、eビターラ、リーフ、新車・中古車。迷いに迷った末、我が家が最終的に「型落ちリーフの新車」に辿り着いた経緯とは…?それではご覧ください!
普通車でなくとも軽EVでもいいのでは?

すでに普通車を1台所有しているわが家にとって、2台目として軽EVは魅力的な選択肢でした。各社の軽EVを比較検討してみましたが、あらゆる面で納得感があったのは、やはり日産サクラ。我が家ではもし軽EVから選ぶなら、サクラ以外にないという結論でした。確かに日常使いにおいてはサクラの20kWhというバッテリー容量にさほど不満はないのですが、V2Hの記事にも記載したように、我が家ではEVを停電時のバックアップ電源としての用途も想定しています。その観点で見た際に、サクラでは力不足なのでは?と思うようになりました。
- 実効容量の罠: EVにはバッテリー保護のための「放電下限(マージン)」があり、サクラのバッテリー容量である20kWhをフルに使い切ることはできません。
- 帰宅直後の停電リスク: サクラの冬場の航続距離は100kmちょっとです。なので片道20kmの通勤に使用すると、約40%を消費します。更に、フル充電はバッテリーの負担になるため充電上限を80%にしていた場合、バッテリー残量は40%程度になっているものと思われます。もし残量40%かつ天候が悪い時に停電が起きたら…電力はそう長くは保たないでしょう。
- バッテリーの劣化: バッテリーは充放電を繰り返すうちに徐々に劣化していきます。我が家では電気代節約のため日常的に充放電を繰り返す想定のため、バッテリーへの負担が大きく、劣化のスピードが早いことが予想されます。
これらを考慮し、軽EVでは容量不足、せめて40kWhくらいは欲しいよねという結論に至りました。
新型車「eビターラ」と「リーフB5」への期待、そして現実
サクラの容量不足を感じた私が次に向かったのは、最新の普通車EVでした。特にスズキのeビターラと日産のリーフB5が発売直後であったこと、補助金込みで考えた時にコスト面でも優れていることから非常に期待していました。

- eビターラ: リーフB5に対しコスト面は優位だが、スズキにとって初の本格EVということで若干の不安も。

- リーフB5: スペックに不足なし。国内メーカーの中ではEV先行者の日産ということもあり、一定の安心感もある。
しかし、いざ本格的な検討・見積もりに入ると、理想と現実のギャップが浮き彫りになりました。
- eビターラ:注文しても納車が数ヶ月待ちになることが判明。少しでも早く2台体制にしたいという思いもあり、これはなかなか致命的でした。
- リーフB5:見積もりを取ってみたところ、残念ながら期待していたほどの価格ではありませんでした。さらに発売から間もないということで、納車まで時間を要することもネックでした。
「型落ちの新車」という新たな選択肢

そんな迷いの中、日産の営業担当から届いたのが「1つ前の型(ZE1)リーフの”新車”在庫が県内に1台だけあります!旧モデルになるので大幅値引きが可能です!」という奇跡的な情報でした。
ZE1型リーフは、リーフB5の1世代前のモデルです。中古の流通量も多く、中古のZE1ならもっと安く手に入りますが、新車か中古かを選択する際にで重視したのが「信頼性と保証」です。 ガソリン車は歴史の長い「枯れた技術」なので突然壊れる心配は少ないですが、EVは巨大な精密機械。昨日まで動いていた車が、システムエラーで突然沈黙するリスクもゼロではありません。その点、新車の保証には中古車にはない圧倒的な安心感がありました。
- 保証のフル活用: 日産認定中古車の保証期間は最長2年だが、新車の場合は最長5年となり、3年もの差があります。また日産では、バッテリー容量低下に対しての保証が8間年または走行距離16万kmまでという期間で受けられるのですが、新車はこの保証期間をフルで享受できます。
- 補助金の最大化: 型落ちとはいえ「新車」扱いのため、2026年から大幅に増額されたCEV補助金の対象となり128万円の補助金を受け取ることができます。(中古車は補助金の適用外)
- 即納の安心感: 在庫車なので、懸念していた納期の問題も一気に解決。
eビターラやリーフB5も大変魅力的ではあったのですが、、毎日家とつないで充放電を繰り返すV2Hのパートナーとして考えたとき、「価格・即納・手厚い新車保証」のすべてが揃ったZE1リーフの新車在庫こそが、わが家にとっての最適解でした。
結論:我が家の相棒は「ZE1型リーフ(40kWh)」
こうして我が家のV2H戦略のパートナーは、ZE1型リーフに決定しました!
モデルチェンジ期という絶妙なタイミングと、優秀な担当営業さんに出会えたことにより、「新車の安心」と「中古車並みのコスパ」を両立することができ、非常に満足感の高い買い物をすることができました。
これからもEVやV2Hに関する記事をどんどん作成していく予定なので、どうぞお楽しみに!


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