【一条工務店】LANケーブルをカテゴリ6Aに絶対アップグレードすべき理由

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一条工務店で家づくりを進めている皆さん、電気打ち合わせ(コンセントや照明の配置)は順調ですか?

家づくりでは、キッチンや床材など目に見える部分に目が行きがちですが、実は「壁の中のインフラ」こそが、住み始めてからの満足度を大きく左右します。その代表格が、LANケーブルの「カテゴリ」です。

もしあなたが

  • 「将来、家族が増えるかもしれない」
  • 「最新のスマホやネットサービスを快適に使いたい」
  • 「スマートホームや電気自動車(EV)に興味がある」

というのであれば、カテゴリ6aへのアップグレードは「必須」だと言っても過言ではありません。

今回は、ITエンジニアである私が自身の体験と知識をもとに、なぜオプション費用を払ってでもLANカテゴリを6aにすべきなのか、徹底的に解説します。


そもそもLANの「カテゴリ」とは?(初心者向け解説)

LANケーブルには「規格(カテゴリ)」があります。数字が大きいほど高性能なのですが、これを理解するには「道路の広さ(車線の数)」をイメージするのが一番わかりやすいです。

規格(カテゴリ)道路のイメージ最大スピード特徴
カテゴリ5e(標準)1車線の一般道1Gbpsひと昔前の主流。現代では「ギリギリ」。
カテゴリ62車線の一般道1Gbps5eより安定するが、速度の上限は同じ。
カテゴリ6a(推奨)10車線の高速道路10Gbps次世代の標準。

一条工務店の標準仕様は「カテゴリ5e」です。

「1Gbpsも出れば十分じゃない?」と思うかもしれませんが、実はITの世界では1Gbpsはすでに「一世代前の規格」になりつつあります。


カテゴリ5eのままだと「10ギガ回線」が宝の持ち腐れに

最近、ネットの広告やCMで「10ギガ光回線(NURO光、ドコモ光10ギガ等)」という言葉を耳にしませんか?

今はまだ一部の地域やヘビーユーザー向けと思われている10ギガのサービスですが、今後数年で「標準」になっていくのは間違いありません。ここで最大の落とし穴があります。

壁の中のケーブルが「ボトルネック」になる

もしあなたが「10ギガ」の超高速インターネットプランを契約したとしても、壁の中を通っているLANケーブルが標準の「5e」だった場合、家の中の通信速度は強制的に「1Gbps」に制限されます。

  • 外からの回線: 10Gbps(超爆速)
  • 壁の中のケーブル: 1Gbps(普通)
  • あなたのパソコン: 1Gbpsしか出ない

先ほどの道路の例えで言うと、せっかく高速道路を走っていたのに、家の中に入ったとたん強制的に一般道路へ合流させられて、スピードを出すことができない状態です。

毎月高い月額料金を払って10ギガプランを契約しても、壁の中のケーブルが弱いせいで、その恩恵を十分に受けられない…。そんな悲しい事態が想定されます。


なぜ「将来」を見越すと6a一択なのか?

「今は10ギガなんて使わないし、5eで十分じゃない?」という意見もあるでしょう。しかし、注文住宅は30年、50年と住むものです。

動画データの肥大化

数年前まで「フルHD(2K)」で十分だった動画は、今や「4K」が当たり前。そして「8K」の時代もすぐそこまで来ています。画質が上がるということは、それだけ通信するデータの量が増えるということです。

家族全員が同時に「重い」通信をする

お子さんが成長し、家族4人がそれぞれの部屋で同時に高画質の動画を見たり、オンラインゲームをしたり、Web会議をしたりするようになったらどうなるでしょうか?5eという「1車線の道路」は、あっという間に大渋滞を起こして、画面がカクカクしたり止まったりする可能性があります。

スマートホーム(IoT)化の加速

私は現在、ITエンジニアとしてスマートホーム化を推進しています。スマホやパソコンに留まらず、ロボット掃除機、スマートスピーカー(Alexa等)、テレビ、照明、冷蔵庫…ありとあらゆる家電がインターネットに接続する時代が既に来ています。

一つひとつの通信量は小さくても、繋がる台数が数十台、100台となっていくと、通信の「安定性」と「余裕」が家全体の快適さを左右します。


エンジニアが教える「6a」の隠れたメリット

意外と知られていないのが、「ノイズ」の話です。

カテゴリ6aは、5eに比べてノイズ耐性が高いのが特徴です。

壁の中には、LANケーブルだけでなく、照明やコンセントのための「電気配線」が縦横無尽に走っています。実はこれらの電線からはわずかなノイズが出ており、それがLANケーブルの中を通るデータに悪影響を及ぼし、速度低下や不安定さの原因になることがあります。

6aのケーブルはしっかりとしたシールドや構造(十字介在など)により、周囲の干渉を受けにくい設計になっています。「ただ速いだけでなく、常に安定している」。これがエンジニアの私が6aを推す理由の一つです。


Wi-Fiがあれば有線LANは不要?は大きな間違い

「最近はWi-Fiが速いから、有線LANなんていらない」という声も聞きます。しかし、これは半分正解で半分間違いです。

Wi-Fiの親機までは「有線」で繋ぐ

高性能なWi-Fiルーター(最近ではWi-Fi 7など)を導入しても、そのルーターを壁のLANポートに繋ぐ際、壁の中のケーブルが5e(1Gbps)なら、Wi-Fiの速度も結局そこで頭打ちになります。

「最強のWi-Fi環境を作るためには、最強の有線インフラが必要」なのです。


一条工務店でのオプション費用は…

気になる費用ですが、私の家の場合オプション費用は「44,500円」でした。

見方によっては「4万円以上もするのか……」と感じる方もおられるかもしれませんが、注文住宅の総額から見れば、わずか「0.1〜0.2%」程度の追加投資です。たった4.5万円で数十年に渡って快適な通信環境を維持できるのであれば安いものです。

まとめ:電気打ち合わせで「6a」を指定しよう!

ITエンジニアの視点から見て、一条工務店で家を建てるなら、LANケーブルのカテゴリ6aへの変更は「最もコスパの高い先行投資」の一つです。

「ITのことはよくわからない」という方も、これだけは覚えておいてください。「壁の中は、後から変えるのが一番大変な場所」です。

ぜひ、次の打ち合わせで設計士さんに「LANは全部カテゴリ6aでお願いします!」と伝えてみてください。10年後、20年後の自分から「あの時変えておいて良かった」と感謝されるはずです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!


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